2031馬力をMTで操る!? 世界に1台のハイパーカー『ヴェノムF5』が爆誕

ヘネシー『ヴェノムF5レボリューションLF』
ヘネシー『ヴェノムF5レボリューションLF』全 5 枚

ヘネシー・スペシャル・ビークルズは、世界限定1台のハイパーカー『ヴェノムF5レボリューションLF』を14日に米カリフォルニアで開幕した「モントレーカーウィーク2025」で発表した。

【画像】2031馬力のMTハイパーカー『ヴェノムF5レボリューションLF』

このモデルは、同社の新設されたカスタム部門「マーベリック」による初の作品となる。アメリカの起業家ルイス・フローリー氏の個人的な仕様により、独特なエアロダイナミクスパッケージからココアブラウンのカーボンファイバーまで、すべての要素がカスタマイズされている。

新開発のカーボンファイバータブを採用し、ヘネシーの最新エボリューションパッケージとオープントップの『F5』をトラック仕様の「レボリューション」構成で組み合わせた。デザインは既存の「ステルスシリーズ」をベースとしており、ノーズからテールまでカーボンファイバーが流れるように配置されている。

パワートレインには新開発の6.6リットル ツインターボV8「フューリー」エンジンを搭載し、最高出力2031hpを発生する。エアロダイナミクスの改良により、ルーフの有無に関わらず高速での安定性を確保している。

内装では新世代のカーボンモノコック「XCell_2」タブを初採用。剛性、シート人間工学、ペダルボックスの配置を改良し、6速MT用の3つ目のペダル(クラッチペダル)のスペースを確保してより良いドライビングポジションを実現している。

アナログな接続性を重視した内装設計により、新しいセンターコンソールには無垢のアルミニウムから削り出されたHパターンのゲート式シフターを配置。各スイッチやコントローラーは時計製造レベルの精密さで再設計されており、昼間は周囲の光を吸収し夜間は柔らかく光る蛍光インフィルスイッチギアを採用している。

マーベリック部門は今回の発表と同時に正式に立ち上げられ、少数の顧客がヘネシーチームと密接に協力して、個人的なヴェノムF5を製作できるようになる。カスタムペイントから新しい機械的要素、カーボンファイバー仕上げ、個人仕様の内装、さらには再設計されたボディワークまで、プログラムは顧客の個性を祝福するヘネシーのコミットメントを反映している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサス『ES』新型にも「Fスポーツ」設定か...これが市販型デザインだ!
  2. 【シトロエン C4ハイブリッド 新型試乗】ハイドロ系ダンパーでも「薄味」なシトロエン…中村孝仁
  3. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  4. スラントノーズ復活か? ポルシェ 911 が「フラッハバウ」導入へ…9月のスクープ記事ベスト5
  5. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る