ランボルギーニ史上最強の1080馬力、電動スーパーカー『フェノメノ』発表…世界29台限定

ランボルギーニ・フェノメノ
ランボルギーニ・フェノメノ全 5 枚

ランボルギーニは、世界29台限定の新型電動スーパーカー『フェノメノ』を、14日に米カリフォルニアで開幕した「モントレーカーウィーク2025」で発表した。

【画像】ランボルギーニ史上最強の電動スーパーカー『フェノメノ』

フェノメノは、ランボルギーニ史上最強となる総出力1080hpのハイブリッドシステムを搭載している。自然吸気6.5リットルV12エンジンが835hpを発生し、3基の電気モーターが245hpを追加する構成となっている。

ランボルギーニ・フェノメノランボルギーニ・フェノメノ

パフォーマンス面では、0-100km/h加速を2.4秒、0-200km/h加速を6.7秒で達成し、最高速度は350km/hを超える。パワーウェイトレシオは1.64kg/hpと、ランボルギーニ史上最高の数値を記録している。

シャシーには航空機技術にインスパイアされたモノフューゼラージュ構造を採用し、マルチテクノロジーカーボンファイバー製モノコックとフロント部分にはフォージドコンポジット素材を使用している。

ブレーキシステムには、サーキット走行にも対応するCCM-R Plusカーボンセラミックディスクを装備。サスペンションはスポーツ走行向けにチューニングされ、ブリヂストンが専用開発したトラック志向タイヤを組み合わせている。

ランボルギーニ・フェノメノランボルギーニ・フェノメノ

V12エンジンは最高回転数9500rpmまで対応し、リッター当たり128hpを超える出力密度を実現している。駆動方式は、V12エンジンが後輪を、フロントアクスルの2基の電気モーターが前輪を駆動する四輪駆動システムを採用している。

フェノメノという名前は、ランボルギーニの伝統に従い、2002年にメキシコのモレリアで闘牛として活躍した勇敢な雄牛の名前に由来している。この雄牛は並外れた資質を示したため、闘牛場で恩赦を受けたという逸話がある。

《森脇稔》

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