ポルシェ『911 GT3』の外観をレースカー仕様に、「ANDIAL」デザインラップ発表

ポルシェ『911 GT3』(Type 992.2)専用のデザインラップパッケージ
ポルシェ『911 GT3』(Type 992.2)専用のデザインラップパッケージ全 5 枚

ポルシェは、アメリカのモータースポーツ・チューニング会社「ANDIAL」の創立50周年を記念し、新型『911 GT3』(Type 992.2)専用のデザインラップパッケージを「モントレーカーウィーク2025」で発表した。

【画像】ANDIALの『911 GT3』専用デザインラップパッケージ

このパッケージは、ANDIAL 935-Lの最も象徴的なリバリーの一つを視覚的に再現したもので、モンテレーカーウィーク期間中のポルシェクラブオブアメリカ・ヴェルクス・リユニオンで初公開された。

ANDIALは1975年に設立されたアメリカのモータースポーツ・チューニング会社で、創設メンバーのアーノルド・ワグナー(AN)、ディーター・インツェンホーファー(DI)、アルヴィン・シュプリンガー(AL)の名前から作られたアナグラムが社名の由来である。

ANDIALは、アメリカで最も成功し尊敬されるポルシェのパフォーマンスチューニング専門会社の一つに発展した。同社が手がけた車両とエンジンは、北米のほぼ全ての主要レーストラックで勝利を収めた。レース活動と並行して、ストリート向けのパフォーマンスモデルも開発し、デイトナなどの国際的な24時間レースでの勝利経験から得られた技術を市販車に応用した。

新しいパーシャルラップは、ツッフェンハウゼンのポルシェエクスクルーシブマニュファクトゥールで手作業により施工され、ポルシェコンフィギュレーターでオプションとして選択可能で、価格は7680ドルとなっている。

既に911GT3を所有している顧客向けには、後日レトロフィットとしてデザインラップを提供する計画もある。パッケージには、ANDIALデザインのデカールセット、ドアとフードに貼られる2桁のスタート番号(顧客が指定可能)、ドライバーと助手席ドア上部に追加できる国旗とドライバー名が含まれる。

さらに、ポルシェエクスクルーシブマニュファクトゥールでは、ANDIALロゴが入った特別塗装のキー、キーポーチ、オーナーズマニュアルケース、フロアマット、ドアシルガードも提供し、車両のカスタマイズをさらに進めることができる。

《森脇稔》

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