「8月19日はバイクの日」日本自動車工業会はこの日、日本二輪車普及安全協会との共催でバイクの安全普及と、利便性を訴求する恒例のイベント『8月19日はバイクの日 HAVE A BIKE DAY』を、東京・秋葉原で開催した。
「バイクの日(8月19日)」は1989年に政府が二輪車の交通事故撲滅を目的として制定したもので、この日に合わせバイクユーザーをはじめ広く一般に交通安全意識の啓発、バイクの有用性・利便性を啓発するべく開催されているのが同イベントだ。

17回目を迎えた今年は初めて、終業後のビジネスパーソンでも足を運びやすいよう夜20時までの開催となり、平日にも関わらず多くの来場者が訪れ、国産メーカーによる最新バイク、モータースポーツ車両、電動モビリティの展示や、トークショー、ライブパフォーマンスを楽しんだ。
オープニングイベントでは、日本自動車工業会の副会長で二輪車委員会委員長をつとめるヤマハ発動機社長の設楽元文氏が登壇し、「バイクと触れ合い、語り合い、バイクの楽しさを感じていただきたい」とイベントの魅力を紹介。さらに「日本を元気にするイベントが目白押し」として、9月19日に開催される「第13回 BIKE LOVE FORUM in 埼玉・おがの」、10月30日から11月9日の期間に開催される「ジャパンモビリティショー2025」をアピールした。

「第13回 BIKE LOVE FORUM in 埼玉・おがの」は「バイクの力で地域を盛り上げよう」をテーマに、バイクで町おこしをおこなう埼玉県小鹿野町の小鹿野文化センターホールで開催される。
バイクフォーラムはバイク産業の振興、市場の発展を目的に、バイクに関わる企業、自治体などが核となり社会におけるバイクへの認知と受容、共存のあり方や、バイクの将来像等に関して議論し活動をおこなっている。これまでも鈴鹿や浜松、熊本といったバイクにゆかりある地で開催され、多くの議論が交わされてきた。
今回も「小鹿野町観光PR、オートバイによる町おこし事業」や、経産省による「二輪車産業政策ロードマップ 2030 取組状況」といったテーマのほか、トーク対談、パネルディスカッションなどさまざまなプログラムや、車両展示などがおこなわれる。一般参加も可能なほか、YouTubeライブによるオンライン視聴も可能となっている。
