「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」フォードGTの販売終了に対しファンからは悲しみの声

最後の現行モデルとなるフォード『GT』のサーキット専用車 『GT Mk IV』
最後の現行モデルとなるフォード『GT』のサーキット専用車 『GT Mk IV』全 6 枚

フォード・パフォーマンスが、スーパーカーのフォード『GT』のサーキット専用車 『GT Mk IV』の最終生産を開始すると発表した。これをもって現行フォードGTは幕を閉じることになる。この発表に、SNSではファンから悲しみの声が上がっている。

GT Mk IV は2016年ル・マン24時間レースで1位と3位を獲得したフォード GT レースカーをベースに開発され、あらゆるトラックデイでトップを走るよう設計されている。

第3世代エコブースト3.8リットルV6ツインターボエンジンは、オリジナルのレースカーより強力で、ラウシュ・イエーツ・エンジンズ製パワープラントが820hp超を発生、パドルシフト6速ギアボックスを通じて動力が伝達される。

最後の現行モデルとなるフォード『GT』のサーキット専用車 『GT Mk IV』最後の現行モデルとなるフォード『GT』のサーキット専用車 『GT Mk IV』

マルチマティック・アダプティブ・スプール・バルブ・ダンパーと高度なサスペンションにより、ドライバーはコックピットから走行中にセッティングを調整可能だ。

オールカーボン製シャシーに搭載されるエアロデバイスは、時速150マイルで2400ポンド超のダウンフォースを発生し、3G 超のコーナリングを可能にする。

フォードとマルチマティック・モータースポーツは GT Mk IV 用シャシの最終生産を開始した。現時点では購入者の具体的な要望に応じた製造が可能だが、生産台数は極めて少数に限られている。

最後の現行モデルとなるフォード『GT』のサーキット専用車 『GT Mk IV』最後の現行モデルとなるフォード『GT』のサーキット専用車 『GT Mk IV』

限定67台のうち大部分は既に顧客の手に渡っており、フォード・パフォーマンスは残りの車両の受注を開始している。フォード GT Mk IV に関する問い合わせは10月15日まで受け付ける。

これに対しX(旧Twitter)では、「ロードカーの方はとっくに完売していたはず。サーキット仕様はまだ進化してたのか」「サーキット専用モデルとはいえコーナリングフォース3Gオーバーはヤバいだろ」など、改めてそのスペックに驚愕している様子が見られた。

また、「生産終了か…」「めちゃくちゃ好きでした、さよなら」「買えないけど悲しいね」などファンからは生産終了を惜しむ声も多く見られた。

《園田陽大》

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