日産自動車が、新型『リーフ』を今秋から米国で発売する。「S+」グレードの希望小売価格は2万9990ドル(約440万円)からとなり、現在米国で販売されている新車EVの中で最も安い価格を実現する。
同社は「すべての人にEVモビリティを提供する」という方針を掲げており、新型リーフの価格は15年前の初代リーフ(3万2780ドル)よりも安く設定されている。また、SV+グレードは3万4230ドルで、先代リーフSV PLUSより1960ドル安くなっている。
新型リーフは航続距離が最大303マイルまで向上し、北米充電規格(NACS)に対応している。プラグ&チャージ機能により、2万基以上のテスラスーパーチャージャーへのシームレスなアクセスが可能で、通勤や長距離ドライブの両方に適している。
デザイン面では、電動フラッシュドアハンドルや『Z』スポーツカーからインスピレーションを得たカタナブレード要素を採用した流線型のルーフライン、ボタン一つで透明度を調整できるパノラマルーフなどを装備している。
室内は12.3インチまたは14.3インチのデュアルディスプレイを搭載し、Google built-inによるナビゲーションシステムやインテリジェントルートプランナーなどの先進技術を標準装備している。
なお、日本での発売時期や価格については未発表。