ジャガー・ランドローバー・ジャパンは8月19日、牽引フック不具合によるリコールを国土交通省に届け出た。
対象となるのは、『ディスカバリー』と『レンジローバースポーツ』の4車種9型式で、製作期間は2005年6月30日から2016年8月31日まで。対象台数は2771台となる。
不具合の内容は、純正アクセサリーの牽引フックにおいて設計検討が不十分なため、車両受側の中で遊びがあることが判明した。このため、車両牽引時の走行等の振動により、牽引フック取付け部でがたが発生して牽引フックが摩耗し、最悪の場合、被牽引車両が外れる恐れがある。
改善措置として、全車両の使用者に対してサポートブラケットキットを配布する。なお、サポートブラケットキットの装着は使用者において行なう。
これまでに不具合の発生と事故の報告はない。