トヨタ、AI搭載ヒューマノイドロボット「アトラス」発表…全身を直接制御し手足を同等に扱う

トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)とボストン・ダイナミクスのAI搭載ヒューマノイドロボット「アトラス」
トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)とボストン・ダイナミクスのAI搭載ヒューマノイドロボット「アトラス」全 1 枚

トヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)とボストン・ダイナミクスは21日、ロボット工学と人工知能研究における大きな前進を発表した。

大規模行動モデル(LBM)を搭載したヒューマノイドロボット「アトラス」の実証実験を公開し、物体操作と移動を組み合わせた複雑な作業を長時間連続で実行する能力を示した。

両組織が共同で公開した動画では、アトラスが歩行、しゃがみ込み、持ち上げなどの全身動作を使って、梱包、仕分け、整理作業を一連の流れで実行している。作業中に研究者が予期しない物理的な障害を与える場面もあり、箱の蓋を閉めて床に滑らせるなどの変化に対してアトラスが自律的に調整する様子が確認できる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. ホンダ『オデッセイ』専用コンソールボックス「オデュッセイヤ」発売、高級感と機能性のプレミアム仕様
  4. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
  5. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る