三菱ふそう、『スーパーグレート』3万1122台をリコール…ACMブラケットに不具合

三菱ふそう『スーパーグレート』
三菱ふそう『スーパーグレート』全 2 枚

三菱ふそうトラック・バスは8月21日、大型トラック『スーパーグレート』3万1122台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。不具合が発生しているのは排出ガス発散防止装置(ACMブラケット)で、設計検討が不十分なため取付用ナットに緩みが生じることがある。

今回のリコール対象は、スーパーグレートの1車種24型式で、製作期間は2017年3月24日から2021年5月14日まで。

マフラーに装着されている ACM(排気後処理装置制御端末)ブラケットにおいて、設計検討が不十分なため、取付用ナットに緩みが生じることがある。そのため、そのままの状態で使用を続けると当該部品がマフラーから外れACMハーネスが損傷してエンジンが再始動できなくなり、最悪の場合、ACMがブラケットごと路面へ脱落するおそれがある。

改善措置として、全車両のACMブラケットの取付用ナットを対策品に交換し、スプリングワッシャーを追加して締付ける。また、ACMブラケットの取付穴に拡大や亀裂、発錆が認められたものは、ACMブラケットを新品に交換する。

不具合件数は19件で、事故の報告はない。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 電動モビリティ「ブレイズ」、名古屋本社で試乗体験会開催へ…新商品「スタイル e-バイク」も
  2. レクサス『LM』対抗!これがメルセデスベンツ最高級ミニバン、『Vクラス』後継の最終デザインだ
  3. トヨタの新型『ヤリスセダン』がタイで登場!「アティブ HEV」にはGRスポーツも
  4. 販売わずか3年の希少車種、「角目」のいすゞ『117クーペ』【懐かしのカーカタログ】
  5. 「完璧なフルモデルチェンジ」三菱『デリカミニ』が2代目に! 可愛さも機能も大幅進化で「後世に受け継がれる名車」と話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る