ヒョンデ、世界最大級ゲーム展示会に自動車メーカー初の単独出展…EV『インスター』のカスタムカー披露

ヒョンデ INSTEROID
ヒョンデ INSTEROID全 7 枚

ヒョンデは、ドイツ・ケルンで開催されたゲームスコム2025に、自動車メーカーとして初めて「レトロ&ファミリーエリア」に単独ブースを設置し、コンセプトカー『INSTEROID』を出展した。

【画像】ヒョンデ INSTEROID

この取り組みは、変化するメディア環境とコンテンツ消費トレンドに対応した戦略的なブランドコミュニケーションの転換を反映している。ゲームを通じたデジタルストーリーテリングに参入することで、若年層との強いつながりを構築し、モビリティを日常的なデジタル文化の一部として提示することを目指している。

INSTEROIDコンセプトカーは、サブコンパクトEVの『インスター』をベースに、今年3月に初公開された。ビデオゲームからインスピレーションを得たデザイン要素が採用されている。

INSTEROIDレトロアーケードゲームは、このコンセプトカーを主人公とした古典的な迷路ゲームスタイルで、プレイヤーは敵を避けながらポイントを集める。ゲームは2つのステージで構成され、第1ステージではステロイド缶型の電気アイテムを集めてインスターのキャラクターをINSTEROIDに進化させ、第2ステージでは進化したキャラクターを操作して迷路内で最終ボスを捕らえるミッションを可能な限り早くクリアする。

プレイヤーの没入感を高めるため、ゲームは古典的なアーケードマシン形式で提供される。会場では上位プレイヤーの似顔絵をゲーム内キャラクターに変換するイベントも開催。来場者はINSTEROIDコンセプトカーの統合ビートハウスサウンドシステムや、乗車・降車、アイドリング、ドリフトなど様々なシナリオ用に開発されたユニークなサウンドなど、UX機能も体験できる。

ヒョンデは韓国釜山のキャスパースタジオに専用ゲーム体験スペースを設置済みで、年内にはソウルのキャスパースタジオにも開設予定だ。このゲームは9月のサローネ・オート・トリノ2025、10月のジャパンモビリティショーでも展示される。より多くのゲーマーにリーチするため、ヒョンデの公式グローバルウェブサイトとインスタグラムで無料オンライン版も提供される。

インスターの量産モデルを強調することで、同社のEV市場での世界的プレゼンスをさらに強固にすることも期待される。インスターは昨年後半にヨーロッパ市場でデビューし、好調な販売を達成している。

ゲームスコムは毎年ドイツ・ケルンで開催される世界最大級のゲームイベントの一つ。2009年の開始以来、ゲーム開発者、パブリッシャー、ハードウェアメーカーのグローバルショーケースとなっている。昨年のイベントには64カ国から1462社が参加し、マイクロソフトXboxなどの主要グローバル企業も含まれていた。

《森脇稔》

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