ブガッティのハイパーカー『トゥールビヨン』に着想、限定腕時計は328個のダイヤモンド使用

ブガッティとジェイコブ&コーが、新型ハイパーカー『トゥールビヨン』をモチーフにした腕時計を共同開発
ブガッティとジェイコブ&コーが、新型ハイパーカー『トゥールビヨン』をモチーフにした腕時計を共同開発全 6 枚

ブガッティと高級時計ブランドのジェイコブ&コーが、新型ハイパーカー『トゥールビヨン』をモチーフにした腕時計を共同開発した。

両社は18か月という短期間で、自動車と時計のデザインを融合させる新しいアプローチを確立。時計版トゥールビヨンは、車両のインストルメントクラスターからインスピレーションを得たデザインを採用している。

時計の左側には30秒フライングトゥールビヨンを配置し、中央には時分表示のサブダイヤルを設置。右側には80時間のパワーリザーブ表示を備えている。

最も注目すべき特徴は、ブガッティのV16エンジンにインスパイアされたエンジンブロックオートマトンだ。サファイアクリスタル製のケース内に16本のチタン製ピストンを配置し、22.37mmのクランクシャフトによって駆動される。ボタンを押すことで全16本のピストンが連動して動作する仕組みとなっている。

ケースサイズは52×44mm、厚さ15mmで、トゥールビヨン車のリアウイングやグリル、ラジエーターなどの要素を時計デザインに取り入れている。ケース側面にはサファイアクリスタルを配置し、ムーブメントの動作を視認できる構造としている。

さらに限定版として「ブガッティ トゥールビヨン バゲット」も発表された。18Kホワイトゴールドケースに328個のバゲットカットダイヤモンドと18個のバゲットカットルビーを使用し、総重量17カラットの宝石を配している。ルビーはトゥールビヨン車のテールライトを表現するよう配置されている。

ジェイコブ&コーが得意とするインビジブルセッティング技法により、宝石の輝きが途切れることなく表現されている。この限定版は18本のみの生産予定となっている。

《森脇稔》

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