豊田合成は8月29日、中国事業の収益構造改革の一環で、子会社の豊田合成星光(天津)汽車部品有限公司(TG星光)を解散することを決定したと発表した。
自動車業界が激変する中、同社は将来にわたる持続的な成長に向けた取り組みの一環として、グローバルでの事業の構造改革を推進している。
中国においては、日系カーメーカーの減産といった環境変化を背景に、TG星光としての事業成長が見込めないと判断したことから、同社を解散することで経営の効率化を図る。
TG星光は1994年1月に設立され、2000年11月に豊田合成が資本参加した。資本金は3450万ドルで、豊田合成が100%出資している。事業内容は自動車部品(ウェザストリップ製品)の製造・販売を手がけている。
生産終了時期は2025年12月を予定しており、清算完了時期は2026年12月を予定している。