CARRO JAPANは9月1日、中外製薬の医薬情報担当者(MR)が使用する営業車両の環境負荷低減を目的としたEV導入シミュレーションプロジェクトを実施したと発表した。
本プロジェクトでは、中外製薬の営業車両から取得した走行距離データを基に、CARRO JAPANの「EVデジタルツインシミュレーション」を用いて分析を行い、EV導入効果を数値化した。結果として、特定の車両をEVに移行することで従来比約10%のCO2排出量削減が見込まれることが明らかになった。
中外製薬は2030年までに営業車両の総燃料使用量を2019年比で75%削減する中期環境目標を掲げており、CARRO JAPANはEV導入効果の可視化や台数削減に向けた稼働分析を通じて同社の目標達成を支援している。