BMWは、9月12日から14日にかけて英国で開催されるグッドウッドリバイバルにおいて、BMWアートカーコレクションの50周年を祝う特別展示を行うと発表した。
今回の展示では、世界的に著名なアーティストが手がけた5台のBMWアートカーが登場する。
BMWアートカーは1975年に始まり、アンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタイン、ジェフ・クーンズ、デイヴィッド・ホックニーなどの著名アーティストが参加している。これまでに20台のアートカーが制作され、現代アートや音楽、映画、デザインの分野で100以上の文化的イニシアチブを展開している。
グッドウッドリバイバルで展示されるのは、1976年のフランク・ステラによるBMW 「3.0 CSL」、1977年のロイ・リキテンスタインのBMW「320iターボ」、1982年のエルンスト・フックスのBMW「635 CSi」、1995年のデイヴィッド・ホックニーのBMW 「850 CSi」、そして2010年のジェフ・クーンズのBMW「M3 GT2」だ。
特にホックニーのBMW 850 CSiは、車の内部構造や精神を表現することを目指した詳細なペイントが特徴。これらの車両はグッドウッドリバイバルのアールズコートモーターショーで展示され、BMWアートカーの世界ツアーの一環として世界各地で公開されている。