豊田合成「Re-S」、廃棄予定の自動車部品素材をアップサイクル…大丸東京店で販売開始

豊田合成のオリジナルエシカルブランド「Re-S(リーズ)」
豊田合成のオリジナルエシカルブランド「Re-S(リーズ)」全 8 枚

豊田合成は9月4日、オリジナルエシカルブランド「Re-S(リーズ)」が東京駅に隣接する大丸東京店9階の複合型体験ストア「明日見世」に初めて出展し、販売を開始したと発表した。

【画像】豊田合成のオリジナルエシカルブランド「Re-S(リーズ)」

「明日見世」は商品・ブランド体験、カフェ、イベント、お買い物が楽しめる複合型体験ストアで、毎シーズン300以上のブランドから人・地域・自然の未来をつくるアイテムを厳選して提案している。また、Granstraのオンライン展示会にも参加しており、全国どこからでも「Re-S」の世界に触れることができる。

豊田合成は材料調達から製品廃棄まで環境負荷を減らす取り組みを進めている。その一環として、これまで廃棄されてきたエアバッグ生地、ハンドル用本革、シートベルトなどの自動車部品の端材を丁寧に加工し、アップサイクル商品として展開。オリジナルブランド「Re-S」として販売を広げている。

今回の「明日見世」では、エアバッグ生地を活用したバッグやポーチなど多彩なアイテムを紹介する。

代表的な商品は「エアバッグカラートートV」(各1万2000円)で、自動車用エアバッグの製造工程で発生する廃材に新たな価値を与えた定番トートバッグ。持ち手にはシートベルト、本体には本革端材を組み合わせて製作しており、アップサイクルならではの一点もの感を楽しめる。収納力が高く、内ポケットやドリンクホルダー、ペン差し、外側のボタン付きポケットも備える。ファスナー開閉で中身の安全も確保。エアバッグ素材は高強度かつ軽量で日常からレジャーまで幅広く活躍する。

また、「エアバッグポーチ」(各2200円)は名古屋市のボルダリングジム「KNOT」とのコラボ商品で、チョークや小物の収納に適し、耐久性に優れアウトドアにも向く。

さらに「助手席エアバッグのバッグ」(各1万3000円)は助手席用エアバッグ生地をアップサイクルし、愛知県一宮市の「森保染色」による染色加工を施した大容量トートバッグ。持ち手にはシートベルトや本革端材を使用し、リバーシブル仕様で日常使いから旅行まで幅広く使える。

「明日見世」は大丸東京店9階、JR東京駅八重洲北口改札を出てすぐの場所にあり、営業時間は通常10時から20時まで(休業日は施設に準ずる)。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「間違いなく正解」新型トヨタ『RAV4』がSNSで話題沸騰! 注目グレードはやはり「GRスポーツ」
  2. 初代『NSX』が現代に甦る、ピニンファリーナデザインのスーパーカー「Tensei」発表…伊JAS
  3. トヨタがスーパーカー『GR GT』発表、4リットルV8ツインターボで650馬力以上…オールアルミ骨格採用
  4. ダイハツ『ミゼットX』に大阪バージョンが登場!“ソロキャン”向けの単座仕様に…Japan Mobility Show KANSAI 2025
  5. 「やっぱトヨタはすげぇよ…」新型スーパーカー『GR GT』発表にSNSは興奮の渦!「V8ツインターボはあつい!」「会長は国宝」など絶賛
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る