車載ベビーモニター「ちゃいモニ2」、スマホ対応でワイヤレス実現…AI姿勢変化お知らせ機能付き

利用イメージ
利用イメージ全 5 枚

日本で初めて車載ベビーモニターを開発したポップニートは9月3日、後部座席の赤ちゃんの様子を専用カメラとスマートフォンでリアルタイムに確認できる、ワイヤレス車載ベビーモニター「ちゃいモニ2」を発売した。

【画像】車載ベビーモニター「ちゃいモニ2」

子育て世代の自動車利用が一般化する中、多くのドライバーが運転中に後部座席の子どもの様子が気になり、運転への集中を欠いてしまうという課題を抱えている。バックミラーや補助ミラーだけでは確認しきれない不安、静かすぎることによる心配など、運転中の「ヒヤリ」は後を絶たない。

「ちゃいモニ2」は、そうした運転中の不安を解消し、ドライバーが安心して運転に集中できる環境を提供するために開発された。2016年に日本初の車載ベビーモニターを開発した同社が、顧客の声を反映し、スマートフォン対応として全面リニューアルした最新モデルである。

「ちゃいモニ2」は、ヘッドレストに設置したカメラの映像を、Wi-Fi経由でドライバー自身のスマートフォンに映し出すシステムだ。

主な特徴として、いつでも様子がわかるという安心感が、ドライバーの心の余裕につながり、もっとリラックスして赤ちゃんとのドライブを楽しめる。赤外線オートナイトモードを搭載し、夜間の運転や暗い車内でも赤ちゃんの表情や姿勢まで鮮明に確認できる。

カメラが赤ちゃんのうつむきなど、姿勢の大きな変化をAIが捉えた際に、音声でお知らせする補助機能を搭載。運転中の安心をさらにサポートする。

2023年より15か月未満までは後ろ向きに設置することが義務化された。後部座席のヘッドレストにカメラを設置することで、後ろ向きチャイルドシートにもしっかり対応する。

自動車の走行を検知すると、自動で画面が速度表示に切り替わる機能を搭載。運転中の画面注視を防ぐ。

夜間でも鮮明な高画質映像で、赤ちゃんの様子をいつでもクリアに確認できる。運転中の「ヒヤリ」を減らし、心にゆとりをもたらす。専用モニター不要で手持ちのスマートフォンを使えるため、車内はいつでもスッキリ。経済的で、ズームなどの操作も直感的という。

充電式の完全ワイヤレス設計なので、誰でも簡単に取り付けが完了する。面倒な配線作業は一切ない。カメラはワンタッチで着脱できるクイックリリースを採用している。

ちゃいモニ2の価格は1万2400円(税込)。対応スマホOSはiOS 15以降/Android 10以降、バッテリー持続時間は約3時間、保証期間は購入から1年間となっている。技適マーク取得済みで国内の電波法に準拠。インターネット接続なしで使用可能だ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「本当に世に出るとは」車重わずか1トンで800馬力V12、「超アナログ」スーパーカー…新型車記事ランキング 8月
  2. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  3. マツダの新型SUV『EZ-60』すでに4万台の予約殺到! SNSでは「マツダ復権か??」「日本でも売るべき」など話題に
  4. BMW、ケージ構造でヘルメット不要の電動スクーター『ビジョンCE』発表へ…IAAモビリティ2025
  5. ホンダ『オデッセイ』専用コンソールボックス「オデュッセイヤ」発売、高級感と機能性のプレミアム仕様
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る