BYDの欧州初ワゴン、『SEAL 6 DM-i』発売へ…新PHEVはエンジン併用で1500km走行可能

BYD『SEAL 6 DM-i』
BYD『SEAL 6 DM-i』全 6 枚

BYDは9月2日、スーパーハイブリッド技術「DM(デュアルモード)」を搭載した新型PHEV『SEAL 6 DM-i』を欧州市場で発売すると発表した。

【画像】BYD『SEAL 6 DM-i』

SEAL 6 DM-iは、最大105kmの純電気走行が可能で、満充電・満タン時の航続距離は1505kmを超える。セダンとワゴン(TOURING)の2つのボディタイプを用意し、ワゴンモデルは欧州でのBYD初となる。

セダンは全長4840mm、全幅1875mm、全高1495mmで、ホイールベースは2790mmとCセグメントのライバル車を上回る。ワゴンモデルのTOURINGは最大1535リットルの荷室容量を確保している。

パワートレインには、1.5リットルガソリンエンジンと電気モーターを組み合わせたスーパーハイブリッドシステムを採用。熱効率43%を実現したXiaoyunエンジンと、BYD独自のブレードバッテリーを搭載する。

2つのグレードを設定し、Boostは10.08kWhのバッテリーで最大システム出力135kW、Comfortは19kWhのバッテリーで156kWの出力を発揮する。燃費は最小1.5L/100kmを達成している。

安全装備では7つのエアバッグ、360度カメラ、アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポット検知などを標準装備。インフォテインメントシステムは12.8インチまたは15.6インチのディスプレイを採用している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『GT-R』をオリジナルアルミボディでカスタム、「R356」がふるさと納税の返礼品に…三重県明和町
  2. ランクル最小モデル登場!トヨタ『ランドクルーザーFJ』世界初公開、日本発売は2026年央頃に
  3. どうやって駅構内に運んだ?『クロスビー』改良新型のJR浜松駅搬入の裏側をスズキが公開
  4. 特装車メーカー「トノックス」、超小型モビリティ「クロスケ」など展示へ…ジャパンモビリティショー2025
  5. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る