アルコール・インターロック実証実験、岐阜市の公用車で1か月実施へ…GMS

岐阜市とGMSがアルコール・インターロック実証実験開始
岐阜市とGMSがアルコール・インターロック実証実験開始全 2 枚

車両の安全な遠隔起動制御システムを活用したプラットフォームサービスを世界に展開する日本発のスタートアップGlobal Mobility Service(GMS)は9月5日、岐阜市と連携し、公用車を対象としたアルコール・インターロック実証実験の開始を発表した。

飲酒運転による重大事故は後を絶たず、社会全体の安全を脅かしている。2021年に千葉県八街市で発生した痛ましい事故を契機に、道路交通法施行規則の改正により、一定規模以上の事業所ではアルコール検査が義務付けられた。しかし、制度導入後も大手運送業者で飲酒運転が発覚するなど、飲酒運転防止は喫緊の課題となっている。

海外ではすでに韓国・アメリカ・オーストラリア・台湾などで法制度化が進んでおり、日本においても同様の社会実装が強く求められている。GMSは「飲んだら乗れない」という当たり前の仕組みを社会に根づかせるべく、岐阜市と連携し、社用車管理システム「Bqey」を活用したアルコール・インターロックの実証実験に行政と共に取り組む。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. MTのみの潔さに「ほぼ最高では?」 フィアット『500ハイブリッド』発表に国内でも注目集まる
  2. 今後はアウディの定番か…開発中の『Q4 e-tron』新型、湾曲ディスプレイを激写!
  3. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  4. NSXのエンジン内部もアプリで見れる! シミュレータアプリ「Trans4motor R」配信開始
  5. ベリーサの再来か、次期マツダ2か? マツダ『X-COMPACT』の正式発表を待ち望む声続々
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る