アウディ・オブ・アメリカは9月5日、一部のアウディEVのオーナーが、メーカー承認のNACS-CCS充電アダプターを使用して、北米の2万3500基を超えるテスラスーパーチャージャーステーションにアクセスできるようになると発表した。
2025年9月から順次、UL2252認証を取得したアウディNACS DC充電アダプターが、2025年モデルイヤーのe-tron購入時にポートインストールアクセサリーとして提供される。
既存のエレクトリファイ・アメリカのDC急速充電器5000基に加え、北米全体でアウディエコシステムに統合された急速充電ステーションは合計2万8000基を超える。これにより、アウディe-tronの充電がさらに便利になる。
アウディは、顧客により多くの選択肢を提供し、電動化されたプレミアムラグジュアリー体験を可能な限りシームレスにするための継続的な取り組みの一環として、テスラNACSパートナースーパーチャージャーネットワークへのアクセスを提供することにコミットしている。
新しいアウディNACS DC充電アダプターは、対応するDC急速充電器でのみ使用可能で、家庭用充電器やテスラデスティネーション充電器を含むNACS対応のAC レベル1またはレベル2充電器では使用できない。
2025年9月から、アウディはテスラNACSパートナースーパーチャージャーネットワークに参加する。ネットワークアクセスが開始されると、追加の充電ステーションがmyAudiアプリとアウディMMIナビゲーションにPOIとして表示される。アウディのEVオーナーは、テスラスーパーチャージャーに到着後、テスラアプリを使用して充電セッションを開始し、支払いを行う必要がある。
9月から、アウディNACS DC充電アダプターをポートインストールアクセサリーとして装備して販売されるのは、『Q6 e-tron』、『A6スポーツバックe-tron』、『e-tron GT』だ。
既存のEV顧客向けのアウディNACS DC充電アダプターの提供時期については、今後の発表を待つ必要がある。
アウディ『Q4 e-tron』は現在、アウディNACS DC充電アダプターやテスラNACSパートナースーパーチャージャーネットワークを利用できない。追加のmyAudiアプリ充電機能の統合とQ4 e-tron互換性のアップデートについては、今後の発表を待つ必要がある。