FCLコンポーネントは9月8日、人の存在や動き、物体までの距離などを測定する小型の60GHzレーダーセンサー「FSM7SPA01シリーズ」を12月に発売すると発表した。
同製品は60GHz帯のミリ波を利用したレーダーセンサーモジュールで、従来の24GHz帯に比べてより高い分解能を実現する。人の存在や動き、レーダーから物体までの距離、モノの量などを高い精度で検知し、対象までの距離を1mm単位で最大7mまで測定可能だ。レンズを使用した場合は最大20mまで測定できる。
このレーダーセンサーは気温や風雨などの外部環境ノイズに強く、電波が透過する材質であれば障害物があっても対象物の測定が可能。12×12×2.45mm、0.6gの小型軽量で、低消費電力のため長時間の稼働が望める。