自動車部品メーカーのネクスティア・オートモーティブは9月8日、中国・蘇州工業団地管理委員会と蘇州スマート製造プロジェクト設立に関する覚書(MoU)を締結したと発表した。
同覚書に基づき、ネクスティアは蘇州において10ヘクタールの用地を取得し、最先端のスマート製造拠点を建設する予定。建築面積は約7万平方mとなる。完成後、同社は現在蘇州で賃借している施設から、新たに自社所有となる拠点へと事業を移転する計画だ。
新工場は「インテリジェンス+グリーン」の理念に基づき設計・建設され、高水準の設備とインテリジェントな生産ラインを融合させる。これにより、電動パワーステアリング、ステア・バイ・ワイヤをはじめとするモビリティのメガトレンドを支える先進的なモーション・コントロール・ソリューションの生産能力が大幅に拡大する。