TOYO TIRE「OPEN COUNTRY」装着車、1-2-3フィニッシュ達成…XCRスプリントカップ北海道

左:XC-3クラス表彰台/右:XC-3クラス優勝「WISTERIA with TOYO TIRES」の参戦車両 ジムニー シエラ
左:XC-3クラス表彰台/右:XC-3クラス優勝「WISTERIA with TOYO TIRES」の参戦車両 ジムニー シエラ全 2 枚

TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は、9月5-7日に北海道帯広市で開催された「XCRスプリントカップ北海道」第4戦「ラリー北海道」において、ピックアップトラック/SUV用タイヤ「OPEN COUNTRY」を供給・サポートしたチームがXC-3クラスで優勝、2位、3位入賞を果たしたと発表した。

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「XCRスプリントカップ北海道」は2022年よりシリーズ化されたクロスカントリー車両によるラリーレースで、今回の「ラリー北海道」はFIA(国際自動車連盟)およびJAF(日本自動車連盟)が開催する未舗装路を高速で走り抜けるハイスピードグラベルラリー。参戦車両はわだちのできた林道や砂利道などを含む全行程約630kmのコースを最高時速100km以上のスピードで駆け抜ける。

XC-3クラスでは、「OPEN COUNTRY R/T」を装着した「WISTERIA with TOYO TIRES」が優勝、「OPEN COUNTRY A/T III」を装着した「ショウワガレージ with TOYO TIRES」が2位、同じく「OPEN COUNTRY A/T III」装着の「チームトライバルスポーツ」が3位に入り、ワン・ツー・スリーフィニッシュの快挙を成し遂げ、表彰台を独占した。

優勝した「WISTERIA with TOYO TIRES」は同シリーズの第2戦・第3戦に続いて3連勝を果たし、シリーズチャンピオンに向けて期待が高まっている。さらに、XC-2クラスではマツダ、マジックおよび同社の3社共同でサポートを行った「TCP MAGIC with TOYO TIRES」が2位入賞を果たした。

優勝チームのドライバー藤野秀之選手は「XC-3クラスの参戦台数が大幅に増え、競技レベルも向上するなかで完走だけではなく、優勝という結果を残せたことを非常に嬉しく思う。シリーズ優勝も手の届く位置に来ているので、残り2戦も完走をめざし、OPEN COUNTRYの高い性能を証明していきたい」とコメントした。

コ・ドライバーの玉城詩菜選手は「昨年のラリーデビューから1年が経過し、節目となる今年のラリー北海道で優勝を果たすことができ、大変光栄に思う。今回もOPEN COUNTRY R/Tを装着したが、どのような路面状況においても、高い強度と安定したグリップ性能を発揮するので、常に安心して走行することができた」と語った。

同社は過酷な環境下で行われるオフロードレースへの参戦経験をピックアップトラック/SUV向けタイヤの商品開発にフィードバックしている。実践で得られる知見をもとに製品の性能を磨き続けることで、より高性能・高品質なタイヤの提供を目指している。

《森脇稔》

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