豊田通商、台湾アルミメーカーに出資…EV電池部品の安定調達めざす

アルミコイルを製造しているTKA工場
アルミコイルを製造しているTKA工場全 1 枚

豊田通商は9月10日、台湾のアルミメーカーのTa Chen Stainless Pipe Co., Ltd.(大成不鏽鋼工業、TCSP)の第三者割当増資を引き受け、4665万ドル(約70億円)を出資したと発表した。

TCSPは台湾を拠点とするステンレスおよびアルミ材の大手メーカーで、グローバルに事業を展開している。北米では、アルミコイルを製造するTCI TEXARKANA, INC.(TKA)をグループ会社として保有している。

現在、北米のアルミニウム市場では需要が供給を上回る状況が続いており、今後もこの傾向が継続すると見込まれている。アルミニウムは電気自動車の軽量化実現のために不可欠な材料であり、安定的な調達先の確保が重要な課題となっている。


《森脇稔》

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