スズキは9月12日、コロンビア子会社スズキコロンビアが、コロンビアにおける二輪車の累計生産200万台を達成したと発表した。
リサラルダ県ペレイラ市の工場で記念式典を開催し、高杉優弘駐コロンビア日本国特命全権大使、SMDCのファン・ホセ・オロスコ社長、スズキの二輪事業本部長 伊勢敬常務役員が出席した。販売店やサプライヤーなどの取引先を含め、約220名の関係者が参加した。
SMDCは1982年2月に二輪車の生産を開始し、現在では『GN125』や『ジクサー』シリーズなど14車種を生産している。生産開始から43年で累計生産200万台を達成した。
200万台目のモデルはコロンビア国内仕様のGN125である。このモデルは耐久性の高さや燃費の良さからコロンビアで高い評価を得ている。
現在、SMDCはエクアドル、ベネズエラ、ボリビア、ペルー、エルサルバドル、チリの6か国に二輪車を輸出している。また、2024年度にはSMDCで過去最高の年間販売台数である13万3391台を達成した。
これまでSMDCは40年以上にわたる二輪車の生産を通じてコロンビアの産業の発展に貢献してきた。スズキは、今後も成長が見込まれるコロンビアの二輪車市場において、人々の移動を支え生活を豊かにする魅力的な製品を提供していく。