フェラーリ『テスタロッサ』復活にSNSでは「テスタロッサとは」議論が白熱!?

フェラーリ 849テスタロッサ
フェラーリ 849テスタロッサ全 14 枚

フェラーリは9月10日、新型スーパーカー『849テスタロッサ』を発表した。1984年の『テスタロッサ』で有名になった伝説的な名前が復活する。これに対し、SNS上では「恰好良すぎて泣ける」など話題となっている。

【画像】フェラーリの新型スーパーカー『849テスタロッサ』

同車は、『SF90ストラダーレ』の後継モデルとして位置づけられ、ミッドリア配置のツインターボV8エンジンに3つの電気モーターを組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載する。総出力は1050hpで、前モデルより50hp向上した。

パワートレインの中核となるのは、国際エンジン・オブ・ザ・イヤーを複数回受賞したエンジンファミリーの最新版、ツインターボV8エンジンだ。完全に再設計されたこのエンジンは、最高出力830hpを発生し、フェラーリの市販車史上最大のターボチャージャーを採用している。

3つの電気モーターで構成されるハイブリッドシステムは220hpを発生し、リアに1基、フロントアクスルに2基配置される。オンデマンド4WDシステムとトルクベクタリングにより、あらゆる条件下で最大限の性能を発揮する。

大幅な軽量化により、849テスタロッサはSF90ストラダーレと同等の重量を維持しながら大幅な性能向上を実現し、レンジモデル史上最高のパワーウェイトレシオを誇る。形状と機能の相乗効果により、時速250kmで415kgのダウンフォースを発生し、SF90ストラダーレより25kg向上している。

内燃エンジン(プロジェクトコードF154FC)は、フェラーリの多数受賞歴を持つツインターボV8の最新版で、208hp/Lの比出力を実現している。新しい大型ターボチャージャーには、F80由来の低摩擦ベアリングと「296GT3」にインスパイアされた革新的なヒートシールドが採用されている。

eManettinoで選択可能な4つの電気駆動モード(eDrive、Hybrid、Performance、Qualify)により、あらゆる条件下で性能が最適化される。0~100km/h加速2.3秒、最高速度は330km/h以上を実現している。

テスタロッサの名が復活することに対し、X(旧Twitter)上では「欲しいー!」「恰好良すぎて泣ける」「コンセプトカーみたい」といったコメントのほか、「テスタロッサに乗り換えるか否か。早速聞いたけど高いよ」など購入を検討するユーザーの声も聞かれた。

一方で、「こんなのテスタロッサじゃないよ」「テスタロッサの名を冠するにはちょっと」と往年の名車との違いを指摘するコメントがある一方、「テスタロッサの名前は高性能、ヒエラルキーのトップの車につけられる称号」「リメイクと勘違いしてる人が多いのかも」といったコメントもあり、SNS上では「テスタロッサとは」をテーマに議論が繰り広げられている。

《園田陽大》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  2. 【スズキ GSX250R 試乗】ハンドリングは「小さなハヤブサ」!? 250ccらしからぬ独自の存在感…伊丹孝裕
  3. 「みんなガソリン車が欲しいんだよ…」フィアットの新コンパクト『グランデパンダ』、6速MT登場に日本のファンも反応
  4. メルセデスベンツ『GLC』新型、インテリア先行公開…史上最大39.1インチディスプレイ採用
  5. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る