日野自動車、電動トラック中心に5モデル初公開へ…ジャパンモビリティショー2025

日野自動車のジャパンモビリティショー2025ブースイメージ
日野自動車のジャパンモビリティショー2025ブースイメージ全 10 枚

日野自動車は、10月30日から11月9日まで東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「ジャパンモビリティショー2025」に出展すると発表した。

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同社は「人、そして物の移動を支え、豊かで住みよい世界と未来に貢献する」を出展テーマに掲げ、初展示5台を含む全6台の車両を展示する。すべての車両で搭乗体験が可能だ。

主な展示車両として、地域の移動課題解決に貢献するコンセプトカー「ポンチョドット」を初公開する。小型BEVトラック『デュトロ Z EV』をベースとした車両で、自動運転先進技術を搭載している。

9月17日に発表した燃料電池大型トラック『プロフィア Z FCV』には、参考展示として幹線輸送を想定した自動運転レベル4相当のデバイスを装着したL4コンセプトを紹介する。

2026年春頃発売予定の大型観光バス『セレガ』は、20年ぶりにボディデザインを刷新し「機能美」を表現した。国内トップレベルの安全装備と走行性能や静粛性、燃費の向上を実現している。

2026年夏頃発売予定の『デュトロ Z EV』の新モデルは、現場の声を反映してバッテリー容量が増え走行距離が延びるなど使いやすさが進化する。会場では荷室のバリエーションとCUBE-LINXによる床下自動充電を紹介する。

2026年内発売予定の中型トラック『レンジャー』は、優れたQDR(品質、耐久性、信頼性)に加え、最新の安全装備を搭載している。

ダカール・ラリー参戦車として、中型トラックのレンジャーをベースに開発された2019年参戦車を展示し、搭乗体験や写真撮影を通じて「砂漠のリトルモンスター」の迫力を体感できる。

その他のコンテンツとして、AIでバスドライバーの安全確認業務を支援する「バス車内事故防止ソリューション」、地域交通の担い手不足を解決する「自家用有償トータルサポート」、ごみ収集業務の効率化を支える「GOMIRUTO(ごみると)」など、持続可能な地域社会を支える新たな取り組みをパネルや動画で紹介する。

商用EV・充電器の導入と運用を支援する「CUBE-LINX」や、日野オリジナルメタルキーホルダー入りのカプセルトイも販売する。

ブース外展示では、電動車ならではの荷台の低さを生かしたモバイルオフィスや、11月1日から2日の2日間にダカール・ラリー参戦車によるデモランを実施する。日野ブースの場所は東京ビッグサイト東6ホールとなる。

《森脇稔》

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