ひとひねりが加えられた使える「カーアクセサリー」を厳選して紹介している当コーナー。今回は、トラブル・シューティング・アイテムを紹介する。これを使えば突発的なアクシデンドに対処でき、そして防止も可能となる。さて、具体的にはどのようなものなのかというと……。
JAFのロードサービスの出動理由では何が多いのかをご存知だろうか。資料を紐解くと、昨年度の年間の四輪の一般道でのベスト2は以下のとおりだ。1位が「過放電バッテリー」で出動回数は全体の35.31%に上り、それに「タイヤのパンク、バースト、エア圧不足」が19.99%で続く。この2つだけで実に、全体の55.3%を占めている。
ちなみに同じく4輪の高速道路では、1位が「タイヤのパンク、バースト、エア圧不足」で、これだけで全体の42.27%となっている。そして2位が「燃料切れ」の9.42%、3位が「事故」の8.11%、そして4位が「過放電バッテリー」の4.62%と続く。
この結果から改めて、安心・安全なクルマ生活を送るにはバッテリーとタイヤのケアが重要だと認識できる。
ただし、ケアをしていても不慮のトラブルは起こり得る。そのときに慌てないための頼れるアイテムが、「カーアクセサリー」を幅広く展開する「Kashimura(カシムラ)」から登場している。

それは、『電動コンプレッサー付きジャンプスターター 8000mAh(KD-269)』(価格:オープン、実勢価格:1万6800円前後)だ。
当品はその名前のとおりに、バッテリー上がりのときに役に立つジャンプスターターと、タイヤにエアを補填できる「電動コンプレッサー」とが一体化した製品だ。これ1台あれば、バッテリーが上がってしまったときの対処と日々のタイヤのエア圧管理とを行える。
なお当品は複合アイテムではあるものの、それぞれが簡易的な仕様とはなっていない。ジャンプスターターとしては、ガソリン車5.0L、ディーゼル車3.0Lまでに対応可能だ。その上で保護回路ボックス付きジャンプスタートケーブルも付属する。また、モバイルバッテリーとしても機能する(定格2.4A出力のUSBポートを実装)。

そしてエアコンプレッサーとしては、指定空気圧の設定が可能で自動停止機能も装備する。また空気圧をデジタル表示し、各種空気圧単位への表示切り替えも行える。そのデジタルディスプレイは、暗い場所でも見やすい白色文字発光タイプとなっている。
もちろん、自動車以外の空気入れとしても大活躍する。各種アダプターを付属し(5種類、プラスチックノズル<大>、プラスチックノズル<小>、ボール用空気針等)、レジャーに出た際にはさまざまな局面で重宝する。
もしものときの備えを強化したいと思っていたドライバー諸氏は、当品のチェックをぜひに。
今回は以上だ。次回以降も頼れる秀作「カーアクセサリー」を選りすぐって紹介していく。お楽しみに。
¥12,231
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)