スマートの電動SUV『#3』、キース・ヘリングのアートカー世界初公開…IAAモビリティ2025

スマート『#3』の「Celebrating the Streetsアートカー」(IAAモビリティ2025)
スマート『#3』の「Celebrating the Streetsアートカー」(IAAモビリティ2025)全 5 枚

スマートは、IAAモビリティ2025において、アーティストのキース・ヘリングとのコラボレーションによるスマート『#3』の「Celebrating the Streetsアートカー」を世界初公開した。

【画像】スマート『#3』の「Celebrating the Streetsアートカー」

今回発表されたアートカーは、都市文化との強いつながりを持つモデルで、2025年4月の上海モーターショーで初めて紹介されたキース・ヘリング アートカー共創プロジェクトの最新作となる。発表後、このワンオフアートカーからインスピレーションを得たアクセントを特徴とするスマート「#3 キース・ヘリング エディション」が、IAAオープンスペースのスマートブースで展示された。

メルセデスベンツデザイン、スマートデザイン責任者のカイ・ジーバー氏は「スマート #3 キース・ヘリング『Celebrating the Streets』アートカーは、都市アートと創造性の声明。キース・ヘリングの象徴的なスタイルと、流れるようなラインを持つモダンなスマート #3の素晴らしい組み合わせだ。この共同創作は都市文化への賛辞であり、都市生活を創造的な遊び場として見ることへの呼びかけである」とコメントした。

キース・ヘリングは1980年代の都市ストリート文化に応答した作品で知られる最も著名な若手アーティスト、映画制作者、パフォーマーの一人だった。ヘリングは象徴的な地下鉄の絵で大勢の多様な観客にリーチできただけでなく、最終的に地下鉄は彼が言うところの「アイデアを練り上げる実験室」となった。

1980年という早い時期から、ヘリングは世界中のギャラリーや美術館で展示を始めたが、識字キャンペーンや反エイズ活動を含む公共プロジェクトへの参加も続けた。死去前、キース・ヘリングは子どもやエイズ関連組織への寄付という自身の遺産を維持・向上させるため、自身の名前を冠した財団を設立した。

キャリアを通じて、ヘリングは病院、恵まれない子どもたちのグループ、さまざまなコミュニティ健康組織の利益のために壁画、彫刻、絵画を制作した。財団はキース・ヘリングの公的認知度の維持と拡大にも取り組んでいる。

今回のキース・ヘリング プロジェクトは、世界的に有名な視覚芸術家、遺産、財団を代表するグローバル ライセンシング エージェンシー兼クリエイティブ コンサルタンシーのアルテスターとの協力で実施された。アルテスターは、各アーティストの独特な遺産を保護し向上させながら、さまざまなカテゴリーと地理的地域にわたって世界で最も象徴的なブランド パートナーシップの一部を概念化し開発している。

《森脇稔》

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