普段は立ち入ることができない飛行場の滑走路を歩く! 航空機が運航していない夜間に滑走路へ立ち入って、航空灯火や点検作業を間近に体験できる貴重な機会が設けられた。
中部国際空港セントレア(愛知県常滑市)は開港20周年を記念し、航空ファン必見の特別イベント「セントレア開港20周年 夜の滑走路見学ツアー ~夜の滑走路に入ろう~」を10月26日未明に開催する。
参加者はバスで滑走路へ移動し、航空機の発着を支える広大な滑走路を歩いて体感する。さらに、夜間に輝く航空灯火のライトアップや、運航を支える点検・洗浄作業を目の前で見学する。加えて、空港消防所では化学消防車や特殊消防装備の説明も受けられるなど、空港運営の裏側を知るプログラムがそろう。このツアーは「空の日エアポートフェスタ in セントレア」の一環だ。

参加資格は小学4年生以上、定員は80名。18歳未満は保護者の同伴が必要で、応募多数の場合は抽選となる。参加費は無料で、9月19日9時から10月3日23時59分まで公式ウェブの応募フォームで申し込む。
中部国際空港の企画担当者は「20周年を記念し、地域や空港関係者への感謝を込めて企画した。空港の仕事や飛行機の魅力を感じてもらいたい」と語っている。