スズキは2026年1月16日に新型EV『eビターラ』を発売すると発表した。価格が399万3000円からであることも明らかになり、SNSでは「補助金で312万スタートか」など注目が集まっている。
【画像】実質312万円から購入できるスズキのEV『eビターラ』
同車はスズキ初のグローバルBEV戦略モデルとして2024年に欧州、2025年にはインドで披露された。コンセプトは「Emotional Versatile Cruiser」で、SUVの力強さとEVの先進性を融合したスタイルが特徴だ。
新開発のBEV専用プラットフォーム「HEARTECT-e」や一体型駆動ユニット「eAxle」を採用し、高効率かつコンパクトな設計を実現。前後に独立したモーターを配置する電動4WD「ALLGRIP-e」により、通常走行から悪路まで幅広く対応する。走行モードはNORMAL、ECO、SPORTの3種を設定し、アクセル操作だけで減速も可能な「イージードライブペダル」も搭載。

デザイン面では、多角的な造形と大径タイヤにより、タフで冒険心をくすぐる外観に。内装はブラック×ブラウンで高級感を演出、10.1インチのセンターディスプレイと10.25インチのメーターディスプレイを統合させた「インテグレーテッドディスプレイシステム」を採用した先進的な操作系を備える。
また、令和6年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象で、補助交付金額は全機種87万円となっており、実質312万3000円から購入できる。
そんなeビターラにX(旧Twitter)上では、「国産のEVのなかでは一番価格や性能装備的にも良いのでは? 」「スズキ eビターラは実質312万か」とそのコストパフォーマンスに注目が集まっている。
また、「周りで結構評判が良くて気になっています」「乗れる機会があれば乗りたい」とに関心を寄せるユーザーも見られた。