カヤバと東京科学大学は、「カヤバ データ駆動型機械要素設計革新協働研究拠点」を東京科学大学すずかけ台キャンパス内に設置したと発表した。
近年、自動車産業は大変革期を迎えており、多くの製品には社会課題解決を目的とした付加価値が求められている。これに伴い産業構造の転換も著しく進行している。また、デジタル技術の浸透やAI技術の進展により、モノづくりにおいては製品開発サイクルの飛躍的な効率化が実現されるようになり、これまでにない品質や機能の実現も期待されている。
カヤバには精緻な品質や確かな技術を提供し続けることで培われた設計開発およびモノづくりの基盤があるが、社会トレンドを捉えた技術革新へと踏み出すために東京科学大学との協働により、単独では実現が難しいデータ科学を基盤とした設計技術の革新を目指すこととした。