ランチアは、『イプシロン』新型をベースにした『ラリー2 HFインテグラーレ』の写真を公開した。
ランチアにとって、「インテグラーレ」の名前は特別な意味持つ。ランチアの高性能ハッチバック『デルタHFインテグラーレ』は1987~1992年、WRC(世界ラリー選手権)で6連覇を成し遂げた。ハイパワーのターボエンジンに4WDを組み合わせ、当時のWRCで黄金期を築いた。
ランチアによると、新型ランチア『イプシロン・ラリー2 HFインテグラーレ』は、ランチアの伝説的なラリーでの勝利のスピリットを、現代のモータースポーツにもたらすという。
公開されたイプシロン・ラリー2 HFインテグラーレの写真からは、大型リアウイングや大きく拡幅されたフェンダーなど、最新のWRCマシンを連想させるディティールが見て取れる。
なお、ランチアは「噂は真実」とコメントしており、イプシロン・ラリー2 HFインテグラーレを擁して、ランチアがWRCに復帰する可能性もある。