路線バス運行ルート最適化、AIとGPSデータ活用の新サービスで支援…KPMG

路線バスの運行ルートの最適化に向けた支援サービス
路線バスの運行ルートの最適化に向けた支援サービス全 1 枚

KPMGコンサルティングは9月26日、地図やGPS(全地球測位システム)などの地理空間データとAI(人工知能)の強化学習技術を併用し、地域公共交通を支える路線バスの運行ルートの最適化に向けた支援サービスの提供を開始したと発表した。

近年、地域公共交通を取り巻く環境は急速に悪化している。特に地方部では、少子高齢化の進行により自家用車を利用できない高齢者の移動手段確保が喫緊の課題となっている一方で、路線バスの運営事業者は運転手不足や収益性の低下により、サービス提供の維持が困難な状況に直面している。

路線バスの運行見直しは、地域の実情に精通した担当者による手作業での検討が中心であり、膨大な移動需要や複雑な制約条件を総合的に考慮することが困難で、地域住民の移動実態を定量的に把握し、複雑な条件下でも最適な運行ルートを導出できる新たな手法が求められている。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 550馬力のマッスルカー『チャージャー スキャットパック』、4ドアの米国受注開始…6万ドル以下で最強のセダンに
  2. SUBARU公認の結婚指輪、ペアのリングから六連星が浮かび上がる…12月24日発売
  3. 日産『ティアナ』新型、HUAWEIの最新コックピット搭載で約310万円から…広州モーターショー2025
  4. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  5. 「ピンチな時に覚醒する日産」新型ティアナの大進化に、SNSでは「セダン復活」熱が再燃
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る