マツダ、新型電動SUV『EZ-60』を中国発売…約250万円から

マツダ EZ-60を中国発売
マツダ EZ-60を中国発売全 10 枚

マツダと長安汽車の中国合弁、長安マツダは9月26日、新型電動SUV『EZ-60』を中国市場で正式に発売した。

【画像】マツダ EZ-60

EZ-60は、マツダブランド初のグローバル戦略にもとづく新エネルギーSUVであり、純電動(BEV)とレンジエクステンダーの2種類のパワートレインを設定する。

全6グレード、7色のボディカラーを展開し、価格は11万9900元(約250万円)からだ。

EZ-60は、2024年4月の上海モーターショーで初公開されて以来、注目を集めてきた。長安マツダは発売に合わせて7つの購入特典を用意し、ユーザーの購入から維持までの体験向上を図るとしている。

長安マツダの呉旭曦執行副総経理は、「EZ-60は、長安マツダにとって2車種目の新エネルギー車であり、今後も3車種目、4車種目を投入する計画だ。これにより、長安マツダは中国国内の合弁自動車メーカーとして初めて、全面的な新エネルギー車への転換を果たすことになる」と述べた。

EZ-60は、デザイン、操縦性、スマートコックピット、安全性、品質の5つの領域でグローバル基準を追求している。

デザイン面では、マツダのデザインテーマ「魂動(こどう)」を継承しつつ、空力性能を追求した9つのエアダクトを車体に組み込んでいる。フロントには立体的な「シグネチャーウイング」イルミネーションを採用し、独自の存在感を放つ。

操縦性においては、「人馬一体」の走りを電動車で実現するため、中国、日本(広島)、ドイツ(フランクフルト)のエンジニアが共同で開発。200以上のチューニング案を検証し、路面状況に応じて減衰力を瞬時に調整する連続可変ダンパーサスペンションなどを採用した。

スマートコックピットには、4nmプロセスの車載チップを搭載。26.45インチの5K一体型スクリーンや、世界初となる100インチの裸眼3Dヘッドアップディスプレイ(HUD)を備え、先進的な車内空間を提供する。

安全性では、高張力鋼板を86.5%使用した高剛性ボディ構造を採用。9月には、過酷なルートとして知られる「丙察察(ビンチャチャ)ルート」で衝突、転倒、浸水を含む連続耐久テストをクリアし、中国自動車技術研究センター(CATARC)から最高評価の安全認証を取得している。

EZ-60は長安マツダの南京工場で生産される。現在、中国全土のディーラーで実車の展示が開始されており、公式アプリを通じて試乗予約が可能となっている。

《森脇稔》

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