りんかい線、新型『71-000形』デビュー…30年目の新型車

71-000形
71-000形全 18 枚

東京都臨海部でりんかい線(大崎~新木場)を運営する東京臨海高速鉄道は、10月1日より新型車両『71-000形』の営業運転を開始した。

【画像全18枚】

初運行は東京テレポート駅16時7分始発新木場行で、出発式には西倉鉄也代表取締役社長やキャラクター「りんかる」が登壇し、テープカットが行なわれた。

●全編成更新へ 安全・安定・安心輸送を推進

71-000形(ななまんいっせんがた)は、開業時から使用されてきた『70-000形』(ななまんがた)を順次置き換える新世代車両だ。2025年度下期から導入を進め、2027年度上期までに70-000形と同数(保有車両全数)の8編成80両の投入を予定している。

西倉社長は式典で「2026年3月に開業30周年を迎える節目に向け、新型車両は新たなステージを象徴する存在」と述べた。さらに「臨海新都心ではトヨタアリーナ東京の開業やODAIBAファウンテン(仮称)整備が進む中、公共交通機関としての使命を果たしていく」とコメントした。

●エクステリア:“優しい微笑み”と水辺の彩り

外観は従来車の丸みを継承しつつ、海や波をイメージしたひさし形状を採用。前面カラーは「優しい微笑み」をテーマとし、側面にはエメラルドブルーのグラデーションを配して東京湾の水辺を表現した。

●インテリア:都市景観を意識した洗練デザイン

車内はホワイトを基調にグレーとネイビーを配色。木目柄の化粧板で従来車の面影を残しつつ、都会的で落ち着いた雰囲気とした。座席はグレーとブルーのブロック柄、優先席はピンク基調とし、全体に開放感を持たせている。

●安全・快適性を高めた新仕様

先頭部に衝撃吸収材を設け、構体剛性も強化。列車情報管理装置の二重系化で輸送の安定性を向上した。全車両に防犯カメラと通話式非常通報装置を備え、セキュリティ面も強化している。

また、床面を50mm下げてホームとの段差を低減。フリースペースの全車設置、吊手・荷棚の低位置化など、バリアフリー性を高めた。

車体幅は150mm拡大され、座席幅も一人あたり10mm広げて混雑時の圧迫感を軽減。大型袖仕切りと柔らかな照明により、より快適な空間を実現した。空調能力は約20%向上し、カビや花粉の抑制機器も搭載する。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『セリカ』復活へ、「現代版GT-FOUR」なるか?…土曜ニュースランキング
  2. 次期『ノート』が日産復活の切り札となる? 2027年登場へ、価格は約30万円上昇か
  3. 【スズキ クロスビー 新型試乗】独特な世界観と走りは、往年のシトロエンを思い起こさせる…中村孝仁
  4. ボルボ『XC40』807台をリコール…火災のおそれ
  5. 安いのに高品質はなぜ可能? ALNEXのプロテクションフィルムは技術と効率化が全く違う次元で施工されるPR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. ボッシュがなぜ「しろくまくん」を買収したのか? “熱とAI”が変える、SDV時代の勝算
  3. 「フィジカルAI展2026」初開催、現在地を知る!…ものづくりワールド
  4. 【日産 リーフ 新型】次世代EVのスタンダードを描いた、“スーパーエアロ”と“スーパーフラッシュ”デザイン
  5. 神奈川個人タクシー、電脳交通のクラウド配車システム「DS」導入…S.RIDEとUberにも対応
ランキングをもっと見る