ダイハツ、福祉介護送迎システムをリニューアル…専用アルゴリズムで送迎計画の生成精度を向上

福祉介護の送迎を支えるシステム『らくぴた送迎』をリニューアル
福祉介護の送迎を支えるシステム『らくぴた送迎』をリニューアル全 1 枚

ダイハツ工業は10月1日、通所介護施設向けの「福祉介護・運行管理システム『らくぴた送迎』をリニューアルし、販売を開始した。

「らくぴた送迎」は、介護現場の労働生産性向上を目的として、通所介護施設の送迎業務を送迎前・送迎中・送迎後の各シーンでサポートする運行管理システムだ。2018年の発売以来、全国の通所介護施設で利用されている。

今回のリニューアルでは、独自開発した介護送迎専用のアルゴリズムを採用し、送迎計画の生成精度を向上させた。送迎車両の自宅到着および施設への発着時間の指定、利用者の車いす・歩行器の有無の登録、乗車可能車両など、複数の条件を考慮して自動で最適な送迎計画を生成する。

さらに、複数施設間の共同送迎や、利用者を自宅まで送った後に施設に戻らず次の迎えへ行く通し送迎といった、より複雑な送迎形態への対応を実現した。これらの複雑な送迎を管理しやすくするため、ユーザーインターフェース(UI)を刷新し、一覧性・操作性を高めた。

また、従来のレンタルスマートフォンに加え、利用者のスマートフォンからも利用できるアプリを提供することで、より多くの顧客のニーズに対応できるようになっている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUVが約250万円から!?「バグってる」「買わない理由がない」など驚きの声殺到
  2. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  3. ルノー『ルーテシア』改良新型、燃費25.4km/L…エスプリ・アルピーヌ設定
  4. BMWが機能向上、『2シリーズ』新色・『4シリーズ』照明強化・『5シリーズ』利便性アップ…今秋から欧州で
  5. ホンダ『プレリュード』新型、SUPER GTに2026年から参戦…GT500マシンのプロトタイプ公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る