中国のEVメーカーのニーオ(NIO)は、「NIO Day 2025」を中国で開催した。同イベントが秋に開催されるのは今回が初めてで、「光と共に成長する」をテーマに最新製品とイノベーションを世界のユーザーに紹介した。
イベントでは、プレミアムフラッグシップSUVの新型『ES8』が正式発表された。7人乗りエグゼクティブプレミアムエディションは40万6800元から、バッテリー・アズ・ア・サービス(BaaS)プランでは29万8800元から販売される。6人乗りエグゼクティブプレミアムエディションも同価格で、エグゼクティブシグネチャーエディションは44万6800元から、BaaSプランでは33万8800元からとなる。
ES8は中国初の大型3列シート電気SUVの先駆けとして位置づけられ、世界初の第3世代に進化したスマート電気自動車として、ニーオの10年間にわたる技術革新の成果を体現している。
また、スマート電気エグゼクティブフラッグシップ『ET9』のホライゾンエディションも発表された。価格は81万8000元から、BaaSプランでは71万元からだ。
『ET9ホライゾンエディション』は、ニーオのロゴからインスピレーションを得た2トーンボディが特徴で、上半分が空と視野を、下半分が大地と行動を象徴している。芸術性、精巧な職人技、最高水準の技術を統合し、デザイン、技術、エグゼクティブラグジュアリーのフラッグシップとして位置づけられている。
ニーオの創設者兼会長兼CEOのウィリアム・リー氏は「2025年は転換点となる。電気自動車の良い体験が充電の不便さを上回るようになる。ユーザーの選択と市場データは、プレミアム新エネルギー車市場が電気時代への移行を加速していることを証明している」と述べた。