リチウムアメリカは、ゼネラルモーターズ(GM)との共同事業パートナーとともに、米エネルギー省(DOE)から22億6000万ドルの融資のうち初回分4億3500万ドルの実行について基本合意に達したと発表した。
今回の初回融資条件には、エネルギー省が融資開始から最初の5年間で1億8200万ドルの債務返済を繰り延べることが含まれている。また、エネルギー省は同社の普通株式を1株0.01ドルで購入できるワラント(新株予約権)を通じて同社株式の5%を取得する権利を得る。さらに、ジョイントベンチャーの経済権益5%も取得する。
同社は融資実行から12カ月以内に、エネルギー省融資の準備金口座に追加で1億2000万ドルを積み立てる必要がある。GMは第三者との追加的な引き取り契約締結を可能にするため、既存の引き取り契約を修正することで、プロジェクトへの追加支援を提供する。