米エネルギー省、「リチウムアメリカ」の株式5%取得へ…GMとのリチウム生産準備を加速

米エネルギー省が「リチウムアメリカ」の株式5%取得へ
米エネルギー省が「リチウムアメリカ」の株式5%取得へ全 1 枚

リチウムアメリカは、ゼネラルモーターズ(GM)との共同事業パートナーとともに、米エネルギー省(DOE)から22億6000万ドルの融資のうち初回分4億3500万ドルの実行について基本合意に達したと発表した。

今回の初回融資条件には、エネルギー省が融資開始から最初の5年間で1億8200万ドルの債務返済を繰り延べることが含まれている。また、エネルギー省は同社の普通株式を1株0.01ドルで購入できるワラント(新株予約権)を通じて同社株式の5%を取得する権利を得る。さらに、ジョイントベンチャーの経済権益5%も取得する。

同社は融資実行から12カ月以内に、エネルギー省融資の準備金口座に追加で1億2000万ドルを積み立てる必要がある。GMは第三者との追加的な引き取り契約締結を可能にするため、既存の引き取り契約を修正することで、プロジェクトへの追加支援を提供する。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. トヨタの米国ミニバンが「エスティマ難民」の受け皿に? 新型発表で高まる「日本導入」への期待
  2. コンパクトカーやミニバンにも対応! ソフト99の布製タイヤチェーン「モビルシュシュ」普通車サイズを拡充
  3. “変な”ジャパンモビリティショー2025、失望と希望…海外報道
  4. 『ハイエース』ベースのキャンピングカー「ネクストアーク」、398万円で限定5台販売へ…お台場キャンピングカーフェア2025
  5. 日産『ノートオーラ』など5車種783台をリコール…土曜ニュースランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る