日産『リーフ』新型は518万8700円から、航続702km…10月17日受注開始

日産 リーフ 新型
日産 リーフ 新型全 10 枚

日産自動車は10月8日、EV『リーフ』新型の日本仕様「B7」グレードを発表した。価格は518万8700円からとなる。

【画像】日産『リーフ』新型

今年6月にグローバル発表した3代目となる新型リーフは、スリークで大胆なスタイルながら考え抜かれた室内空間を実現した、次世代のクロスオーバーEVとして全面刷新されたモデルだ。2010年の初代リーフの発売から15年間積み重ねた知見と経験を最大限に活かして開発された新型リーフは、乗る人すべてが気持ちよくドライブでき、誰もが安心して乗れるEVを目指してEV性能を磨き上げ、今回発表した78kWhのバッテリー容量を持つ「リーフB7」は、一充電走行距離最大702km(WLTC)を実現した。

新開発のEVパワートレインは、モーター、インバーター、減速機といった主要な3つのコンポーネントを一体化した3-in-1構造とし、従来比でユニット容量を10%削減しながら、モーターの最大トルクを4%向上させた。分割スキューローターの採用やハウジングやモーターマウントブラケットを高剛性化することで、モーターの振動を大幅に低減し、より滑らかで気持ちの良い走りと、静粛性が高い快適な室内空間を実現した。

サスペンションは、リヤにマルチリンク式を採用するとともに、日本の道路環境に合わせて専用のサスペンションチューニングを施すことで、街中から高速道路まであらゆるシーンにおいてフラットで快適な乗り心地を提供する。そしてシーンに合わせて加速感や減速量を変更できるドライブモードに、加速と減速力を好みによってカスタマイズできるPERSONALモードを新たに設定した。EVならではのワンペダル感覚を楽しめるe-Pedal Step、さらにパドルで回生量を調整できる回生ブレーキコントロールパドルを採用し、EVならではの爽快な走りを楽しむことができる。

新型リーフは、安心してドライブを楽しんでいただけるよう、360度セーフティアシストを搭載した。ドライバーの安全を全方位からサポートし、長距離運転の負担を軽減する。

日本の道路環境や顧客のニーズを踏まえ、日本専用の装備も多く搭載している。自動車専用道路においてハンズオフドライブが可能で、長距離運転の疲労を低減する「プロパイロット2.0」、スムーズな駐車を支援する「プロパイロットパーキング」と「プロパイロット リモート パーキング」、後方視界を確保する「インテリジェントルームミラー」を設定するとともに、万が一の交通トラブルの際の映像を記録できる「ドライブレコーダー(前後セット)」も採用し、安心感を提供する。

新型リーフは、実際の使用環境において実用的な航続距離と、様々な環境下でも安定した充電性能を実現した。78kWhのバッテリーを搭載したB7は最大702kmの航続距離を実現するとともに、最大150kWの急速充電に対応している。150kWの急速充電機を使えば、35分で充電量10%から80%までリカバリーすることができ、ストレスなく長距離ドライブを楽しむことができる。

更に、新型リーフでは新たに、クルマ全体の冷熱システムを一括制御するエネルギーマネジメントシステムを採用した。エアコン、バッテリー、モーター、車載充電器の冷熱システムを統合することで、クルマの中で発生する熱を最大限有効活用する。さらに、ナビゲーションシステムと連動した「ナビリンクバッテリーコンディショニング」も採用し、走行ルートに応じてバッテリー昇温や冷却を自動で制御することで、エネルギー消費を最適化するとともに、充電速度の向上にも貢献する。

新型リーフは先進感あふれる12.3インチの大型デュアルディスプレイを採用し、Google搭載のNissanConnectインフォテインメントシステムを搭載した。同システムは「Googleマップ」「Googleアシスタント」「Google Play」の各機能に対応し、多彩な情報とエンターテインメントにシームレスにコネクトできる。

新型リーフは大容量バッテリーを活用し、ライフスタイルもサポートする。充電ポートに接続する「AC外部給電コネクター」を使えば、ドアをロックした状態で1500Wの電力を使うことができ、アウトドアアクティビティに加え、災害時の非常用電源としても活用することができる。また、室内と荷室に合計2つの100V AC電源(1500W)を搭載し合計最大1500Wの電力が使用可能だ。

また、従来のリーフから有する「V2H(Vehicle to Home)」機能も継続採用している。自宅などにV2Hシステムを設置することで、車両のバッテリーから自宅に電力を供給することができ、電力需給がひっ迫した際の電力ピークシフトや、停電時にも自宅に電力を供給することが可能だ。

リーフB7は、10月17日から全国の日産販売店にて注文の受付を開始し、1月より順次納車を開始する予定だ。また、55kWhバッテリーを搭載したB5は2026年2月頃の発表を予定しており、より多くの顧客が購入しやすい価格を予定している。

《森脇稔》

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