いすゞ、天然ガス大型トラック「ギガLNG車」「ギガCNG車」を改良発売…安全装備を拡充

いすゞギガCNG車とギガLNG車
いすゞギガCNG車とギガLNG車全 2 枚

いすゞ自動車は10月15日、大型トラック「ギガLNG車」および「ギガCNG車」を改良し、販売を開始したと発表した。

【画像】いすゞの天然ガス大型トラック「ギガLNG車」「ギガCNG車」

今回の改良では、天然ガス車ならではの優れた環境性能はそのままに、各種先進安全装備を拡充した。

いすゞは国内で唯一、天然ガスを燃料とするトラックを量産・販売する自動車メーカーである。これまで約30年にわたり、環境負荷低減およびエネルギーセキュリティーの観点から、天然ガス自動車の普及に取り組んできた。

天然ガスを燃料とするギガLNG車・ギガCNG車は、ディーゼル車と比較して、大気汚染の原因とされるPM(粒子状物質)およびNOx(窒素酸化物)の排出量が極めて低く、環境負荷低減に貢献する。特に液体燃料であるLNGは、ディーゼル車とほぼ同等の時間で充填が可能で、燃料の搭載効率も良いことから、1充填あたり1000km超の航続距離を実現している。

ギガLNG車・ギガCNG車にはCNガス(バイオメタンやe-methane)を燃料として使用することが可能である。これまでにCNガスを用いたさまざまな実証事業に使用されており、改造を加えることなく走行できることを確認している。今後、CNガスの普及が進めば、ガス燃料車は早期に低炭素・脱炭素化することが期待される。

今回の改良では、ドライバー異常時対応システム(EDSS)をオプション設定した。ドライバーの状態をモニタリングするドライバーステータスモニター(DSM)のカメラが異常を検知した場合、もしくはドライバー自身によるEDSSスイッチの操作があった場合にブレーキ制御を自動で開始し、徐々に速度を落として停止する。

EDSSが作動すると、マルチインフォメーションディスプレイの警告画面の表示と音声警報で、システムの作動をドライバーに知らせる。車外には、ホーンを鳴らしハザードランプとブレーキランプを点滅させることで、異常事態を知らせる。また、あらかじめ設定したメールアドレスへメールによる通知を行い、速やかな状況把握を促す。

価格は、LNGQFG-CYJ78DGが消費税込み3855万8300円、CNGQFG-CYJ78Dが消費税込み3070万6500円となっている。

《森脇稔》

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