東京・江東区の東京ビッグサイト南3・4ホールにおいて、10月18日から19日まで「第63回 全日本模型ホビーショー」が開催中だ。主催は日本プラモデル工業協同組合、共催は日本ラジコン模型工業会。
80社以上の出展メーカーが参加し、プラモデル、ラジコン、フィギュア、鉄道模型、ミニカー、エアソフトガン、トイホビー、工作関連、塗料、書籍といった幅広いホビー製品が会場に並ぶ。
会期中には、来場者が直接ホビーの魅力を体験できるイベントも数多く予定されている。出展社による工夫を凝らした展示、新商品の発表、来場者対象のプレゼントキャンペーン、プラモデル体験教室、さらに「お宝発掘!ジャンク市2025」も実施される。
主催者は、今回の展示会を通じ「メイドインジャパン」や日本企業による海外現地生産品など、“世界に認められる日本のモノづくりの原点”としての模型の楽しさと、「リアルミニチュア」としての模型の持つリアルな迫力を来場者に体感してもらいたいとしている。

昨今、ホビー市場ではデジタル化やモデラー人口の変化などが指摘されているが、本展示会では「アナログな創造」「触れる体験」「手作りの質」に重きを置く。出展各社は、リアルな塗装表現、可動ギミック、模型の質感といった魅力を訴求し、従来のファン層に加えて新たなユーザーへのアプローチも狙っている。
出展者は、青島文化教材社、ウェーブ、京商、グッドスマイルカンパニー/マックスファクトリー、寿屋(コトブキヤ)、GSIクレオスなど。
入場料は当日券1200円(税込み)、中学生以下は無料。