三菱ふそうトラック・バスは10月9日、三菱ふそう『エアロエース』、『エアロクィーン』などの左側ミラーについて、破損、脱落のおそれがあるとしてリコールを国土交通省に届け出た。
対象車両は、2007年10月1日から2017年5月11日に製造された、三菱ふそうエアロエース、エアロクィーンのほか、日産ディーゼル~UDトラックス『スペースアローA』の3車種、計1121台。
今回のリコールは、手動格納式左側ミラーにおいて評価方法の検討が不十分だったことが原因。走行時の振動などにより、手動格納式ユニットのユニットフランジ部に亀裂が生じる可能性がある。そのままの状態で使用を続けると亀裂が進展し、最悪の場合はミラーが脱落する恐れがある。
改善措置として、全車両の手動格納ユニット、ミラー側ステー、およびこれらの締結用部品を対策品に交換する。
不具合は11件、事故が1件、発生している。