EV向け充電サービスを展開するテラチャージは10月21日、東京都八王子市との「八王子市電気自動車充電設備整備事業に係る協定」に基づき、市内の公共施設13か所にEV急速充電器を設置し、順次サービスを開始すると発表した。
本事業は脱炭素社会の実現を目指す八王子市とテラチャージの官民連携事業であり、市民や来訪者が身近な公共施設で使いやすい充電設備を利用できる環境作りを目的としている。設置される充電器は50kWおよび120kWの急速充電器であり、施設の用途に応じて配置され利用者に効率的な充電を提供する。
設置場所には恩方市民センターや東浅川交通公園などが含まれている。テラチャージは「すべての人とEVにエネルギーを」をミッションに掲げ、自治体や企業、マンション管理組合など多様なパートナーと連携し全国でEV充電インフラの整備を推進している。
今回の八王子市との協定を通じて地域の環境負荷低減とEV普及促進に寄与するとともに、今後も公共施設や観光地など多様な利用場面に対応した充電環境の整備を進める方針だ。