自動車補給部品管理SaaS「HOKYU」開始、AI活用で在庫最適化…common

『HOKYU』の機能イメージ
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commonは10月21日、自動車輸入販売会社の補給部品(アフターセールスパーツ)管理業務をDXするSaaS型アプリケーション「HOKYU」の提供を開始したと発表した。

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「HOKYU」は、数万点に及ぶ品番管理・エイジングなどの補給部品にまつわる業務の課題を解決する。管理業務の生産性向上はもちろん、データ経営により、欠品率の低減・適正在庫・粗利の安定化を実現する。

補給部品はSKUが膨大で、需要は品番ごとに異なり、かつ断続的になりがち。従来の単一手法では精度的限界があった。また、輸入・国際調達ではリードタイムが長く、さらに中間業者が多いため為替影響が大きい。仕入条件や諸掛込みの原価計算が煩雑という課題もあった。

生産終了モデルや車齢構成の変化により、UIO(Units in Operation:市場保有台数)と販売実績のギャップが発生。Excel中心運用や分散システムにより、エイジング・滞留在庫の可視化と是正が遅延していた。

主な機能として、SKU別の最適発注では、需要タイプ(連続/断続/季節/新規)を自動分類し、最適手法を自動選択。ABC分析、周期発注をSKU単位で自動提示し、分類根拠と式を可視化する。

UIO×実績のギャップ分析(AI)では、車齢別保有台数・稼働率から標準消費量を推定。実績との乖離と要因を特定する。ディーラーごとの装着率・到達率をスコア化し、補充・販促を提案する。

原価と為替感度による損益管理では、本体価格+運賃+保険+関税+港費+手数料+為替差をロット単位で計算可能。移動平均/FIFO/標準原価に対応する。見込レートを変化させ、粗利レンジを即時試算、価格改定や発注見直しに直結させる。

エイジング/滞留在庫対策では、滞留スコアで値下げ・セット販売・拠点間移動・仕入停止・返却・廃棄を提案。RFID/バーコード/QRで現場作業を効率化する。

対象は自動車輸入販売会社(自動車メーカー/商社)で、SaaS(主要ブラウザ対応)として提供。対応言語は英語/日本語。想定利用部門は経営者、アフターセールス部門、経理、経営企画、IT管理者、自動車メーカー本社担当だ。

オンボーディングでは要件整理/初期設定/研修(オンライン・現地)を実施。移行ではデータクレンジング、リハーサル2回、段階移行(1ライン→全ライン)を行う。運用では24×5監視+平日サポート窓口で対応する。

《森脇稔》

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