カーシェア型LCCレンタカー「オールタイムレンタカー」の登録会員数が2万5000人を突破した。運営するバリュートープが10月22日に発表した。
オールタイムレンタカーは2020年11月に東京都渋谷区でサービスを開始し、その後新宿区や品川区、港区の都心エリアへ展開を拡大している。現在、都心の若年層を中心に支持を得ている。
オールタイムレンタカーは、24時間利用できるカーシェアの利便性とレンタカーの廉価な料金体系を組み合わせた無人貸出のレンタカーサービス。スマートフォンで車両の開施錠ができる「バーチャルキー」(イードとジゴワッツが共同でビジネス開発)を活用し、スマートフォン用アプリひとつで予約から検索、利用(貸出・返却)、決済が可能だ。
スマートフォン上で利用が完結するので、店舗営業時間に縛られず24時間自由に利用できるDXレンタカーサービスとして展開している。
バリュートープは最新のデジタル技術を積極的に導入し、モビリティスタートアップとして自由で柔軟な移動体験の提供を推進している。現在は山手線全駅への展開を視野に、都心エリアでの拠点拡充を本格化している。
貸出ステーションは新宿駅、渋谷駅、恵比寿駅、五反田駅、六本木駅周辺に設置されており、登録利用者の居住地は渋谷区、世田谷区、目黒区、新宿区、品川区の順に多い。年代別では20歳代を中心とした若年層の利用が目立っている。