北海道のAUDIO.VISUAL.SECURITY FISTでオーディオシステムアップの相談を始めた旭さん、愛車のホンダ『N-VAN e:』へのインストールが完成するとその高音質に驚くことになる。それからはオーディオ中心のカーライフを送ることになり、次なるシステムアップも計画中だ。
◆試聴で思わず声が漏れてしまう高音質を体験
定位の良さや低音の充実ぶりなどにも大満足
N-VAN eへの乗り換えをきっかけに、ずっと実施したかったオーディオのシステムアップを始めた旭さん、前編で紹介したとおり、システムデザインやユニット選びもショップのサポートもあり、順調に進み、間もなくインストールが開始される。
「完成するのが待ち遠しかったです。インストールができ上がったら期待いっぱいで最初の試聴に臨みました。すると音が出た瞬間に“えー!”と思わず声が出てしまったんです。それほど想像以上に良い音だったのです。音がピタリと正面から鳴っている、上質で心地良いサウンド、どこを取っても満足でした」
「普段聴いているいろんな曲をとっかえひっかえして聴きました。“この曲だとどう聴こえるのか?”と試してみました。R&Bも好きなのですがベース音などの重低音が前からタイトに聴こえてくる点も気に入りました。低音の鳴りも素晴らしいです。さらに低音を少しブーストして聴いてみたのですが、こちらも良いですね。またいろいろな曲を聴いていて感じたのは、音楽データが高品質だとさらに良い音に聴こえるという点でした。特にシステムアップしてから聴くと、それが顕著に感じられたのです」
◆出勤前にドライブして音楽を聴く時間を持つ
オーディオによる高音質化が生活に余裕を与えた
旭さんが主にオーディオを楽しんでいるのは毎日の通勤です。往復で約40kmを走るため、朝夕の通勤の行き帰りは車内で音楽を楽しむ時間になっている。
「朝は少し早めに出てドライブしつつ職場に向かうことが日課になっています。その間に好きな曲を何曲か楽しむのが至福の時間になっています」
曲の管理は主にスマホで行っている。CD音源をスマホに収録して持ち出しカーナビに接続して聴く手軽なスタイル。収録する曲の中心は80~90年代の洋楽で、当時好きだった曲を高音質で聴く心地良さを車内で体感中だ。さらに昨今は気に入った曲をライブラリーに増やして、ますます音楽再生の幅を広げている。
「基本的には聴き慣れた曲を再生することが多いのですが、以前車内で聴いていたときとは明らかに違う良い音になっています。特にボーカルの声がリアルになっているのが心地良いです。低音のクッキリ感も好きな音の方向性です」
◆さらに上位グレードのユニットにも興味津々
インストールの進化も視野に入れた計画を検討中
N-VAN e:はオーディオのシステムアップに加えて外装や足まわりもカスタムを進行中だ。足まわりは現状ではダウンサスを装着しているがいずれは車高調に変更することも計画中だ。外装も好みの方向性で徐々に進化させていきたいと思っている。
「外装や足まわりもそうなんですが、オーディオもさらに上を目指してシステムアップすることを計画しています。そのひとつがスピーカーのグレードアップなんです。今使っているスピーカーは3万円台レベルのものですが、それでここまで音が良いのなら、上級モデルだともっと高音質になると思うと興味がわきます」
毎日愛車で音楽を聴いていると“こうすればもっと音が良くなるのかも”と思いを巡らしシステムアップ欲が沸いてくるという。
「インストール面でもいろいろ考えたりしています。例えば、リアエンドのルーフ側にサブウーファーやリアスピーカーを取り付けるカスタムインストールはどうだろうか? など、ショップともシステムやインストールの相談をしています。それも楽しい時間になるんです」
N-VAN e:の購入がきっかけになった旭さんのオーディオシステムアップ。初めてのインストールによる高音質化がピタリと狙い通りに決まり、オーディオの醍醐味を知る。今後もオーディオのシステムアップで音のクオリティを上げていく予定だ。
土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

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