ボンネットの下にはエンジンか、モーターか? BMW『iX3』に最強モデル“ピュアM”導入か

BMW iX3 M プロトタイプ
BMW iX3 M プロトタイプ全 26 枚

BMWは、9月の IAAモビリティ2025において、新世代の商品哲学「ノイエクラッセ」第一弾となる電気SUVの『iX3』を初公開したが、スクープ班のカメラが、早くも iX3の高性能バージョンと見られる謎のプロトタイプを捉えた。

【スクープ画像】BMW『iX3』の「Mバージョン」と思われるプロトタイプ

ニュルブルクリンク近くにいたプロトタイプは、以前の開発車両と比較すると、アップグレードされたコンポーネントを装着、スタイリングとハードウェアが明らかになっている。パフォーマンス重視のMバッジ付きバージョンとして、ほぼ量産可能なコンポーネントを装着しているように見える。

BMWはノイエクラッセ iX3の初期反響に満足しているようで、標準型に次いで、パフォーマンスバージョンの開発をすでにいくつか進めている。これらの中には、当然ながらM部門が展開する高性能レンジの中でも、よりハイエンド寄りのモデルも含まれるだろう。

BMWは、iX3の「M」バージョンを少なくとも2種類準備している。「iX3 M60」のネームプレートを冠するMパフォーマンスモデルと、最強“ピュアMモデル”=「iX3 M」だ。今回テストされたプロトタイプがどちらなのかは不明だが、造形的に手を加えられたボンネットには通気口らしきものがあり、iX3 Mであることを示唆している。

BMW iX3 M プロトタイプBMW iX3 M プロトタイプ

ボンネットの隆起は、空力的な通路か冷却ダクトのいずれかとして機能すると思われる。iX3の標準型にはトランクが備わっているため、そのスペースの一部をM専用のパワーエレクトロニクスや冷却装置に割り当てているのかもしれない。

フロントバンパーは、標準の iX3に提供されているオプションのMスポーツパッケージよりも、アグレッシブなデザインだ。新デザインのサイドスカートとロアバンパーエクステンションも装備され、カモフラージュが外されると、フロントにはより大きなエアインテークが見えるはずだ。

リアでは、IAAモビリティ2025で披露されたオプションのスポイラーエクステンションを省略し、バンパー周りの輪郭がよりシャープになった。中央に開口部を備えたディフューザーがスタイリングを補完しているが、最終的なデザインは変更される可能性がある。

BMW iX3 M プロトタイプBMW iX3 M プロトタイプ

Mバージョンでは外観が変更されるだけでなく、ハンドリングを向上させるため、よりシャープな運動性能をもつシャシーも採用されているはず。プロトタイプは、ローダウンサスペンションと大型のパンチングディスクブレーキを装備しているようだ。

BMWは通常、まずMパフォーマンスモデルを発売し、その後に本格的なMモデルを発売する。 iX3 M60は2026年デビューが見込まれており、デュアル電気モーターを搭載し、出力はiX3 50 xDriveの469ps/345kWを上回って、600psを超える可能性もある。

またBMWは、“ピュアM”電気自動車が、「ハート・オブ・ジョイ」と呼ばれる電子制御ユニットによって制御される、4つのモーターを搭載すると発表している。このアーキテクチャは理論上は1341psまで発揮できるものの、さすがに iX3 Mはそこまでいかないだろう。現実的な最高出力は700~800psとなるはずだ。しかし将来的には、1000psに迫るコンペティションモデルなど、より高出力のモデルが登場する選択肢はある。

iX3 Mのデビューは、2027年以降の予想だ。

《APOLLO NEWS SERVICE》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル』、車中泊仕様「マルチベッド」を改良…536万2500円から
  2. スバル『クロストレック』2.0Lが終了、ストロングハイブリッド主力に…価格は80万円上昇?
  3. レクサス『IS』に25周年記念車、専用グリーンと日本にない3.5リットルV6搭載…北米限定350台
  4. トヨタ『GR KART』発売、子どもから大人まで共有できる入門用カート…38万5000円
  5. ホンダ『シビックタイプR HRC』は2027年登場か…“究極のFF”が市販化の可能性
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. ams OSRAM、CMOSイメージセンサー事業を米インディー・セミコンダクターに売却…AIフォトニクス・ARに集中
ランキングをもっと見る