豊田合成は、ジャパンモビリティショー2025において、自動車部品の製造過程で生じる端材をアップサイクルしたエシカルブランド「Re-S(リーズ)」のアイテムを販売すると発表した。
「Re-S」は、廃棄されるはずだった自動車部品の端材に新たな命を吹き込むブランド。今回の会場では、エアバッグ生地の端材を活用した「ジャパンモビリティショー」ロゴ入りオリジナルチャームやトートバッグのほか、ハンドルなどに使用される本革端材を使ったペンケースや名刺入れなどを販売する。
注目商品として、JMSオリジナルチャーム(800円・税込み・数量限定)、エアバッグカラートートV(1万2000円・税込み)、レザーペンケース(5500円・税込み)などがラインナップされている。エアバッグカラートートVは、カーキ、ブルー、ブラウン、ブラックの4色展開で、エアバッグ生地と本革端材、シートベルトを組み合わせた仕様となっている。
これらの商品は、クルマづくりの現場から生まれた素材の風合いをそのまま活かしながら、デザイン性と実用性を兼ね備えた「サステナブルでおしゃれ」なアイテムに仕立てている。端材を活用することで、廃棄物の削減や資源の有効活用にもつながる。
同社ブースでは、水素で走る燃料電池車「FLESBY HY-CONCEPT(フレスビー・ハイコンセプト)」や「自動二輪車用エアバッグ」など、未来のモビリティと暮らしを支える最先端技術も紹介する。ゴムやプラスチックの強みを活かした体験型展示も用意している。
トヨタ合成は、モノづくり企業としての知恵と工夫を活かし、「捨てない発想」で持続可能な社会の実現を目指している。




