次世代EV『ホンダ0アルファ』はインドで生産か…現地報道

ホンダ0アルファ(ジャパンモビリティショー2025)
ホンダ0アルファ(ジャパンモビリティショー2025)全 6 枚

本田技研工業は10月29日、ジャパンモビリティショー2025において、次世代EV『ホンダ0 α(ホンダ・ゼロ・アルファ)』のプロトタイプを世界初公開した。2027年に日本やインドで発売するとアナウンスされたが、インドの複数の媒体がインドで生産されると報じている。

【画像全6枚】

ホンダのインドの四輪車生産工場は、北部のラジャスタン州アルワル地区タプカラ工業地域にあり、2014年2月に稼働を開始した。広さ182万平方メートル、生産能力は18万台/年だ。

●インドから日本へ輸出も

『Indian Express』は「ジャパンモビリティショー:トヨタ、新ブランド『センチュリー』で超高級車市場へ本格参入。レクサスの高級車セグメントでの競争強化を図る」(10月29日付)でホンダ0アルファにも触れ、「インドで製造され、日本やその他のアジア市場を含む他市場へ輸出される予定」だとした。

日本仕様もインド製になるわけだ。ホンダでは小型SUVの『WR-V』がインドで生産され、日本に輸入されて販売されている。また他社の例になるが、スズキの『フロンクス』や『ジムニー』(日本名:「ジムニーシエラ」、「ジムニーノマド」)がインド製で、日本を含む世界各地の市場で販売されている。

『NDTV』も「ジャパンモビリティショーで公開されたインド向けホンダ0アルファプロトタイプSUV」(10月29日付)で、「特筆すべきは、(……)インド国内で生産される点」であるとし、競合モデルを分析している。

●インド市場におけるEVロードマップ

『NDTV』はさらに「ホンダ、2030年までにインド向けに10車種を投入、SUV7車種を開発中」(10月31日付)で、「市場投入は2027年度末までに予定されている。(……)インドにおけるホンダのEVロードマップで重要な役割を担う」と続報した。

『レスポンス』がジャパンモビリティショー2025会場で取材した範囲では、ホンダは「インドで販売することは公表したが、インドで生産するか、どこで生産するかは未定」としている。また三部敏宏取締役代表執行役社長は10月29日のプレスカンファレンスで、「日本では2027年度中にお届けする」と述べた。

三部社長によるプレスカンファレンス(10月29日、ジャパンモビリティショー2025)三部社長によるプレスカンファレンス(10月29日、ジャパンモビリティショー2025)

●0シリーズのゲートウェイ

ホンダがジャパンモビリティショー2025において世界初公開した、次世代EVのホンダ0アルファは、都市にも自然にも美しく調和し、あらゆるシーンで人びとに寄り添う存在をめざしたSUVだ。

2025年1月にCES 2025で発表した『Honda 0 SALOON(ホンダ0サルーン)』、『Honda 0 SUV(ホンダ0 SUV)』に続く、0シリーズの世界観への“ゲートウェイモデル”だ。ホンダ0アルファの量産モデルは、0シリーズの開発アプローチである「Thin, Light, and Wise.(薄い、軽い、賢い)」を具現化した技術を搭載するという。

公式発表では、2027年から日本やインドを中心に、グローバルでの販売を予定しているとされる。

《高木啓》

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