スズキは11月4日、日本刀をイメージした前衛的なデザインと走行性能を融合させた大型ロードスポーツバイク『KATANA(カタナ)』のメーカー希望小売価格を変更し、11月11日より発売すると発表した。
新価格は168万3000円(税込)となる(従来モデルは166万1000円・同だった)。
カタナは2019年5月より発売。燃料タンクから車体先端まで、研ぎ澄まされた刀のようにシャープで流れるようなラインをあしらったデザインを採用しているのが特徴。角形のLEDヘッドランプや、刀の切先をイメージした造形の車体先端下部に装着されたLEDポジションランプにより、往年の「GSX1100S KATANA」に着想を得た特徴的な顔つきに仕上げた。スズキ初となるターンシグナル付スイングアームマウントリヤフェンダーを採用し、車体後部のシート下をすっきりとさせた外観となっている。
エンジンは『GSX-R1000』をベースとした水冷直列4気筒998ccエンジンを搭載。低回転域での力強いトルクと高回転域でのパワフルなエンジン特性を実現している。
スズキ カタナ(パールビガーブルー)
電子制御システムS.I.R.S.には、出力特性を3つのモードから選択できるSDMS(スズキドライブモードセレクター)や、5段階から選択可能となったSTCS(スズキトラクションコントロールシステム)、クラッチレバーを操作しなくてもシフトアップ/ダウンできる双方向クイックシフトシステムなどを採用。
また、スズキアシストクラッチシステムを搭載し、加速時にはアシスト機能としてクラッチの圧着力を強め、シフトダウン時にはスリッパー機能によりバックトルクを低減し、快適なシフトフィーリングを実現した。
今回の価格で仕様変更などはなく、カラーリングも引き続き「ミスティックシルバーメタリック」と「パールビガーブルー」の2色のラインアップとなっている。
スズキ カタナ(ミスティックシルバーメタリック)



